アプリにいたバケモノ女の話

アプリ・恋愛

これは、私の親友が体験した話だ。

⬇︎併せて読みたい💡

「朝5時カフェ集合」で現れた女

アプリでやりとりをしてトントン拍子で会うことに。

しかし、相手が指定してきたのは朝5時のカフェ。

それに同意する方もアホなのだが、来た女はそれを凌駕するほどの存在だったのである。

待ち合わせのカフェに現れたのは、民族衣装みたいな服を身に纏った不思議なオーラを放つ女。

ロシアで熊の狩猟をしてきた?!

いざ、「はじめまして」をして会話を始めると、彼女の圧倒的なレベチ具合が露呈していく。

両親はどちらも東大卒で、母は世界を旅するプロのバイオリニスト・父は医者でアメリカで開業医をやっているらしい。

しかし当の本人は、高校中退。

「高校中退した後は何やってたの?」

聞くと彼女は答える。

「ロシアで狩猟してた」

・・・

数秒の沈黙が流れる。

当然だ。

若干20歳の女の口から「ロシアで狩猟してた」の文字列が発せられたのは、人類創世以来初めての出来事で、神様でさえ鳥肌がたっているのだから。

ようやく正気を取り戻して深掘りしていくと、

高校中退してから2年間世界中を旅して、その後2年間ロシアで狩猟をしていたとのこと。

ちなみに理由は「ゴールデンカムイ見て、狩猟おもしろそうと思ったから」らしい。

ちなみにちなみに、ゴールデンカムイは1巻の半分も読んでいないらしい。

ちなみにちなみにちなみに、ロシアで狩猟する前の2年間の世界旅行中には、アフリカの民族地域に住み、学生として学校に通い授業を受けていたそうだ。

彼女は日本語しか聞き取れないし、学校側の許可も得ていないのにだ。

狂気の沙汰である。

パパ活で結膜下出血をして70万GET

就活をすれば、エンタメ系企業で無双する経験を持っているバケモノ女だが、彼女の頭に就職なんて言葉はない。

(彼女の頭には、世界旅行中にでも買ったのか、へんてこりんな民族帽が乗っかっている。)

さて。

「最近は何してるの?」

彼女は答える。

「返ってきてからは、アプリで出会った人に養ってもらってる」

4年間海外でアホをしていた彼女は「パパ活」という言葉を知らない。

「へー!男の人とデートしてお金もらうみたいな?」

「そうそう!なんでもやるからお金くださいスタンス」

「1回でどれくらい稼げるもんなの?」

「うーん人によるけど、先月1番くれた人は70万くらいかな」

70万!!!?

港区女子もびっくりして、六本木ヒルズの窓から顔を覗かせている。

「1回で?どうやったらそんな貰えるんだよ!」

「なんか、エッチして首絞められて、強すぎたみたいで目が両目真っ赤(結膜下出血)になって、そのお詫び代?みたいなので貰えた」

全世界がざわざわしている。

「私、本当に自分の身とかどうでもよいからさ、NGなしなんだよね」

とざわざわ森のがんこちゃんが追加で言い放った。

ワクチン会場に向かう彼女の背中は大きかった

2時間ほど最高のエンターテインメントを提供してくれた彼女との朝カフェ会はこれにて終了した。

ここに書ききれないほどの爆弾エピソードを話してくれた彼女は、「ワクチン打ってくるわ!」と言い、ドンキの袋に入った爆竹をぶら下げて去っていった。

ちなみに彼女が使っていたのはPCMAXというアプリなので、気になる人は覗いてみると良い⬇︎

運がよければ彼女に会えるかもしれない。

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